FXをやっていると楽して儲けられる簡単なトレードはないか?と考えたことはありませんか?
私は常に考えています 笑
ちょっとでもリスクを減らして儲けられるならそれが一番いいですよね。
でもね、そんなうまい話が世の中に・・・あるかもしれません(小声)
これは私の経験上でもあり、一般的にも言われていることですが、いくつかご紹介できるので自分なりにリスクを考えたうえでトレードに活かしていただければと思います。
■月曜早朝の窓埋めトレード
FXは基本的に24時間取引が可能ですが、土日は取引できません。通常であれば金曜日の取引終了時の価格と月曜日の取引開始の価格は一致すると考えがちですが、土日は中東市場は開いており、大きな事件等があれば為替相場が動く場合もあります。また、月曜早朝の取引開始時間はFX会社により異なるので、いち早く取引できる会社に比べて取引開始時間の遅いFX会社はその分、為替の相場の変動により金曜取引終了時の価格から動いた価格で取引が開始されることもあります。このような金曜取引終了時の価格と月曜取引開始時の価格のギャップを一般的に「窓」と呼ばれています。
この窓ですが、かなりの確率で埋まると言われており、経験上9割程度は埋まっていると思います。なので月曜日の早朝は窓が開いていたら窓が埋まる方向にポジションを取り、窓が埋まるタイミングで利益確定するのが儲けやすいトレードとなります。
ですが、ここで注意しておきたいのが、窓が埋まるタイミングが月曜日中に埋まるとは限らないということです。大きな事件等があった場合には数か月元の価格に戻らないこともありますので、月曜日の早朝に取引する場合には土日で出てきたニュースをチェックすることを忘れないでください。個人的な経験上では月曜日に空いた窓は月曜日中に7割くらいは埋まっている印象です。残りの2割はその週に埋まって1割はそれ以上かかるといった感じでしょうか。かなり割のいいトレードではありますが、当然ながらリスクもあるので、きちんと資金管理や損切りラインを定めてトレードすることを心掛けましょう。
他にも注意点としては月曜日の早朝はスプレッドが通常時に比べ開いていることが多いので、スプレッドが広い場合には取引を控えることも大事です。スプレッドがある程度狭くなってから取引をすると勝率が高まります。
■経済指標発表後の逆張りトレード
為替相場は基本的に短期的には経済指標で上下しますが、トレンドを変えるほどの影響力はないと考えます。つまり、トレンドが上昇である場合に経済指標によって価格が下振れしたとしてもそれは一時的なものでしばらくしたら上昇トレンドに回帰し、トレンドが下降である場合に、経済指標によって価格が上振れした場合でも一時的なものでいずれ下降トレンドに回帰することを意味します。なので、経済指標の発表前に現状のトレンドを把握し、経済指標発表後にトレンドと逆の動きをした場合には様子を見ながら事前に把握しているトレンド方向にポジションを取ると高確率で利益を出すことができます。ただしこれも当然のことながらリスクはあるので、きちんと資金管理や損切りラインを決めておきましょう。
ちなみに日銀やFRBなどの中央銀行の政策については現状のトレンドを変えてしまう影響力があるため、中央銀行の政策変更で変動した場合に逆張りのポジションを取ることは非常に危険なため、やめておいたほうがいいと考えています。
今回ご紹介したトレード方法は比較的利益を出しやすいものではありますが、初めてやるかたは感覚がわからないと思うので、慣れるまでは少額で試してみるのをお勧めいたします。
FXの口座をまだお持ちでない場合は以下の記事でおすすめのFX会社について考察していますので参考までに一読いただければと思います。